宣伝会議の広告掲載事例
宣伝会議の広告活用事例をご紹介いたします。
カルビー株式会社
マーケティング本部 ポテトチップス部 部長 土谷直子氏
利用媒体:販促会議企画コンペティション
2016.11.28
企業がお題を出し、企画書でアイデアを競う月刊『販促会議』内の誌面企画「販促コンペ」。今回、株式会社カルビーはポテトチップスをテーマにお題を出し、多数の優秀なアイデアを集めました。「販促コンペ」に協賛された目的や効果について、マーケティング本部 ポテトチップス部 部長の 土谷直子氏にお話しいただきました。
カルビーのポテトチップスというのは非常に歴史の長いブランドです。ロングセラーの定番ブランドとなっているからこそ、今は「なんとなくスーパーで山積みしている」とか「なんとなく普通のポテトチップス」というイメージがついているのではないかと思います。
そこで、ターゲット消費者である小さなお子様のいるお母さま方との関係性をどのように作っていくか、より手にとってもらえるのか、考えあぐねていました。
自社の課題感というところは認識しているのですが、社内で考えていてもそれを具体化するアイデアというところで詰まってしまいます。
他の企業様も、皆さま同じ思いをしていると思いますが、どうしても同じメンバーで、過去にやったことも思い描きながらアイデアを出そうとすると、なかなか新しいアイデアというものを出すのは難しいものです。
そこで今回、この「販促コンペ」という機会を活用して、色々なアイデアを見ようということで協賛し、相当な数のアイデアをいただきました。
正直、チームメンバーと一緒に見ていても、全てのアイデアを見るのに相当時間もかかるほど楽しいものがたくさんありました。
その中で、今回協賛企業賞に選んだのは、ショルダーポテトチップス、略して「ショルチ」というアイデアです。このアイデアを見た時に、「あ、自分たちで思いつかないアイデアだな」と部員全員が直感的に感じたのが理由です。
また、もう一つパッと見て気になったのは、「大きい人と小さい人の差で割引ができる」というアイデアで、自分にも当てはめて「私は高い人と行けば割引になるのか!」と思いながら楽しくアイデアを見させていただきました。
今回、集まったアイデアを製品化、プロモーションのアイデアとして実現しようと試みています。やはり今、自分たちでアイデアを作っていくのが難しい中で、「販促コンペ」のようなオープンな機会を利用して、より広いアイデアを募るというのは非常によかったと思います。
今回は入賞者の皆さんのプレゼンも見ている中で、面白いアイデアだな、と思うものがたくさんありました。ですので、こういった機会を今後もぜひ、活用させていただきたいと思います。